Friday, 30 December 2016

HO CHI MINH

2016年のクリスマスホリデイ。

1年を締めくくる今回の旅行は、
半年以上前からベトナムはホーチミンへ行くことに決めていました。
「東洋のパリ」と呼ばれ、フランス統治時代の影響が残るその街並みに惹かれて。

いやはや6月のシンガポールほどではなかったけれど
12月のホーチミンも想像以上に蒸し暑く、
歩いて10分ごとにスイカジュースで水分補給をしながら街歩きをしたよ。

ホーチミンのメインストリート、ドンコイ通り。
淡いイエローが素敵なコロニアル建築ホーチミン市人民委員会庁舎を背景に
ベトナム民主共和国初代主席ホー・チ・ミン氏の銅像を望む。

統一教会を目指していたところ迷い込んだ公園にて、鬱蒼と茂る植物たちを発見。
各々が自分の役目をよくわかっているような
植物たちのその佇まいがとてもよい・・・。

かの有名なサイゴン大教会と聖母マリア像。
サイゴン大教会はローマ教皇からバシリカとして認められた由緒正しき教会なんだとか。
ベストショットを求めるたくさんの人々がカメラ片手に写真撮影をしていました。

ポップな黄色が眩しいこちらはサイゴン中央郵便局。
なんとこちらの住所は2 Công xã Parisというのです。
東洋のパリ、ここにありといったところ!

中央郵便局に一歩足を踏み入れれば美しい天井のアーチがわたしたちを迎えてくれます。
こんな素敵な郵便局を日々当たり前に利用できるなんて、羨ましいな。
ついついたくさんのポストカードを送りたくなってしまう。
(正面にはしっかりホー・チ・ミン氏の肖像画が掲げられているね!)

凄まじい熱気と蒸し暑さで目眩すら起こしそうになった迷路のようなベンタイン市場で
一番に輝いていたのはこの造花のお店だった。
眩しいくらいの色、イロ、いろ!

アメリカのスムージー屋さんSmoothie Factoryにホーチミンでお目にかかる。
ここでもわたしは安定のウォーターメロンジュースを注文。
渇いた喉に染みわたるスイカの水分よ。
ファングーラオと呼ばれるバックパッカー街にほど近いことも手伝ってか、
欧米のお兄さんお姉さんが大勢出入りして大繁盛の様子だった。

みんな大好きフランスの名女優カトリーヌ・ドヌーヴ様が愛したホテル、
れはホテルマジェスティック。
いつかはぜったい泊まりたいぞ!
(もう何年も高級ホテルを通り過ぎるたびに必ずそう自分に誓っている・・・)

マジェスティックホテル内にあるシャンデリアと装飾ステンドグラスも
息を飲むほどに美しかったです。
これはもう美術品。

ベトナムの国民色、それはおなじみのフォー。
屋台で、空港で、レストランで、どこでもフォーが食べられるのだけど
このPHO24というお店はいわばフォーのファストフード店。
店内の綺麗さとその手軽さで、滞在中何度かお世話になりました。

ヨーロッパの香りただよう市民劇場、通称オペラハウス。
フレンチコロニアル様式。
半円のアーチ装飾が細やかでうっとりしてしまいました。

蒸し暑いドンコイ通りから冷房でキンキンに冷えたタクシーに揺られて数十分。
チョロンと呼ばれる街へやってきました。
よりディーブな、ホーチミンの日常の姿を見ることができます。

チョロンはベトナム最大の中華街。
教会だって、こんなにオリエンタルな仕様になるのです。
瓦屋根に守られているマリア様だなんて、なんだかとっても素敵。

神聖な教会の中はクリスマスの準備に大忙しの様子でした。
真っ白な教会が赤と緑のアクセントで一気にクリスマス仕様に!
イエス様と漢字の組み合わせに長崎を思い出したりした。


今回の旅で3回訪れたレストラン、シークレットガーデン。
古びたビルの5階にあって、そのロケーションはまさしくシークレット。
ボロボロの薄暗い階段を登っているときは「本当にここにカフェなんてあるのだろうか」と不安でいっぱいだったけど
到着すればそこは緑豊かで気持ちのよい風が吹く、ルーフトップの不思議空間でした。

シークレットガーデンのお料理は、どれもこれも美味しくって
「ボロボロの薄暗い階段だったけど5階まで登ってきて良かった!」と心から思ったよ。
ベトナム南部の家庭料理。
どれを食べても日本人の口によく合います。

こちらはデザートにいただいたチェー。
チェーはものすごく甘いのだと聞いていたけれど、
こちらのものは日本のぜんざいを水で薄めたようなお味。
うーん・・・わたしは一度食べたらそれでもう満足かな。

こちらはヒンドゥー教スリタンディユッタパニ寺院内のタイル。
壁一面、カラフルかつ細やかなデザインのタイルがびっしりと敷き詰められていたので
生粋のタイル好きであるわたしは、何時間でもここにいてタイルを眺めていたい!
と思いました。

パステルグリーンがとびきりキュートなこの建物はサイゴンセントラルモスク!
今までシンガポールやマレーシアでもいくつかモスクを見てきましたが
デザインも色もそれぞれ独特でとっても素敵なのだよね。
モスクのデザインの歴史や分類を調べるのも面白そう。

かつてブラピとアンジーがお忍びで訪れたという名店クック・ガック・クアンへ。
挙げ春巻き、ソフトシェルクラブ、空芯菜の炒め物、パパイヤサラダを平らげて
店員さんにおすすめされるがまま注文した紫芋のスープ。
これがもう、奇跡かと思うくらいに美味しかったから震えました。
さすがブラピとアンジーが来ただけあるっ。

こちらは今回のホーチミン旅でわたしがいちばん心を奪われたタンディン教会。
ホーチミンの街並のなかに突如として現れるピンクな教会のインパクトといったら。
クリスマスが間近に迫っていたこともあって、
テーマパークばりに装飾が施されているところもウルトラハッピーな雰囲気でニジュウマル。

仏領インドシナ時代から、ベトナム社会主義共和国へ。
長い期間をかけて独立を勝ち取ったこの国の歴史を振り返れば
「東洋のパリ」と呼ばれる由縁である仏政府統治時代の建築物も
ただただ「かわいい!素敵!」だけで済まされるものではないのだけれど。

いつだって、哀しい過去は美しい未来をつくるのだよね。

そんなことを思いながら
スイカジュース片手に街歩きをしたホーチミンの旅でした。