Monday, 18 August 2014

TAVARATAIVAS

公開前から密かに気になっていたフィンランド発の映画
『365日のシンプルライフ』を鑑賞しました。

本当にいい映画は「あぁ楽しかった」とか「感動した!」とかいう感想だけで
終わらないんだって再認識した。
人生を変える、なんて言ったらちょっぴり大げさだけど
今までの自分の生活を見つめ直したくなる作品でした。


冬のヘルシンキを素っ裸で駆け抜ける主人公ペトリ。
「僕の部屋にはこんなにモノがあるのにちっとも幸せじゃない!」

彼は失恋をきっかけに幸せとはなにかを追求するため
部屋にあふれているモノたちを一旦倉庫に全て預け
本当に自分の生活で必要な物を吟味して1日1個づつ家に持ち帰るという
究極の自分探し実験に1年間チャレンジするのです。一体ペトリは何を感じ、何をみつけるのか。

(ポスターは日本バージョンのがいちばん素敵だった!)


この映画、日本でもよく聞く断捨離のように部屋にある不要品を捨てる引き算ではなく
一旦全てを預けて自分の部屋をゼロにしてそこに必要なものだけを持ち込んでゆくという
足し算方式なのが非常に興味深かったです。
実験初日から数週間のペトリはまさにギリギリの生活を送っている。
パンツも靴下も履かず、指で歯を磨き、タオルが無いのでコートで体を拭く。
何もそこまでやらなくても・・・って思うんだけど
その分、久しぶりに洋服に袖を通したときの彼の幸せそうな表情、
ついに床ではなくマットレスの上で寝ることができた日のはしゃいだ様子なんかから
いつもあって当たり前だと思っていたモノへの愛情が感じられて
いかに自分が現代の消費文化に振り回されているかということを考えさせられました。
だってわたし、映画を観るまで夏のバーゲンに行けなかったことを激しく後悔していたから。
安いからという理由で買った服はその後すぐに着なくなるというのにね。

本当に好きだと思えるお気に入りのものを、数少なく持つ暮らしっていうのがいいなぁ。

フィンランドには家の中を綺麗にして不要となったものを売るために
誰でもフリーマーケットを開くことのできる
「クリーニングデイ」と呼ばれる日があるのだそうです。
北欧の人たちは、上手にモノと付き合って
気持ちよく生活するということがとても上手なんだと思う。

ペトリは気づきます。
人間が生活する上で本当に必要なモノは100個。
その他の100個は人生を楽しむためのもの。

わたしだったら人生を楽しむための100個に何をリストアップするだろうか。

今の部屋に置いている観葉植物たち、実家にあるピアノ、おばあちゃんの着物
avocaのお皿、パリで買ったエッフェル塔の置物や、旅先であつめたマグネット・・・。
わたしのまわりのモノについて、しいては愛について考えさせられる80分でした。

そしてこの映画を観ればみんなその日の夜部屋の掃除がしたくなること受け合い。
かくいうわたしも夜中まで部屋を片付けたよ!



Wednesday, 13 August 2014

Goodbye Summer, See You Soon


夏の終わりが確実に近づいている予感。
それは頬をかすめる夜の風がいつもよりひんやりとしていたからだけではないのです。
今朝、大好きな仲良しの子が飛行機に乗って行ってしまった。
誰かに泣かれるのが大嫌いな子の前では絶対に泣かないんだって
思いっきり笑ってふざけて送り出したことが余計に今のわたしを悲しくしてる。
夏と悲しみは対極だから、もうわたしの夏は終わりを迎えたとも言えるのであるよ。


今年はたくさん日焼けをしました。
今までは日焼けなんて大っ嫌いだったんだけれど、焼けた肌もいいかなと思った。
いつもしている指輪のところだけ、日があたらなくて白いままなのが気に入ってる。
夏の名残りだから消えないでほしい!