Friday, 31 May 2013

Brussels

「パラッパッパッパー!当機は定刻通り到着でーす!」
というライアンエアの陽気な音楽とアナウンスに驚いて目を覚ました午前10時半。
どうやらあっという間にヴェネツィアからブリュッセルへと着いたみたい。

イタリアの旅先案内人と別れ、
欧州連合の中心である小さくも洗練された都市へとひとりやって参りました。
28度近くあったヴェネツィアから一転、ブリュッセルの気温はたったの10度。
周囲はダウンジャケットやら厚手のコートやらを着込んでいるのに
こちらはというとカットソー+パーカー1枚・・・。
それでも以前ダニパパに
「みみこは寒さに強いんだな。まるで日本のヴァイキングだ!」
と言われたことのある東北出身のわたしは
そのプライドにかけ、気合いと根性でこの3日間乗り越えることを決意するのでした。(え)

・・・

初めてのブリュッセルは、わたしの想像よりもずっとずっとすてきな場所でした。
中世にタイムスリップしたかのような気分を味わえる重厚な建築物の数々と
下手くそなフランス語で話しかければ流暢な英語で返事をしてくれ、
地図を片手に立ち止まっていれば「どこへ行きたいの?」と話しかけてくれる
とっても優しい市民のみなさん。
ひとりぼっちの寂しさが、この街ではあっという間に消えてしまった。


北部のフランデレン地域ではオランダ語が、
南部のワロン地域ではフランス語が公用語の国。
看板標識すべてがいつでも2つの言葉で書かれてる。

冷たい空気にのって流れてきたのは陽気な音楽。踊りだす人もいた位
ハッピームードで溢れていた石畳の道をまっすぐに歩いてゆけば・・・

そこは『レ・ミゼラブル』のヴィクトル・ユーゴーに
「世界一美しい広場」と言わせしめたグランプラス。
1500年代には処刑場として使われたという血なまぐさい歴史もあるそうですが
前後左右ゴシック建築とバロック建築のひしめきあうこの豪華絢爛な広場を見て
全く心の踊らない女の子なんてこの世にいないはずです!
建物の至る所にこっそりとちりばめられた銅像を見つけてゆくのが楽しい。
この場所に自分が立っている、ただそれだけで胸がいっぱいに。

ブリュッセル市庁舎。鐘楼の高さは96メートル。
てっぺんにはドラゴン退治をしている大天使ミカエルの彫刻があるらしいのだけど
・・・高すぎて見えませぬ。
そのかわり街のどこを歩いていても市庁舎のてっぺんがちょろんと見えるので
道に迷ったとき自分の現在地を把握するのに役立ちました。

お行儀よく整列しているギルドハウスたち。
アムステルダムの町並みに
もっとたくさんのデコレーションを加えたらきっとこうなるんだ・・・。
かわいすぎるよう!

こちらは王の家。だけれども実際に王様が住んだことは一度もないんだそうです。
12世紀頃はパン市場だったらしいし・・・不思議だなー。
現在は市立博物館となっています。

グランプラスはスクールトリップで来ている学生たちで溢れていました。
こんな場所にひょいっと来れるヨーロッパの学生がうらやましい!
少し立ち話をした高校生の女の子たちに「日本の学校は今休みなの?」
と聞かれたわたし。
・・・わたしはあなたたちより10歳くらい年上なのだよ・・・。

どこの観光地にも大抵は存在するであろう「触ると幸せになれる」セラクラースの像。
14世紀に暗殺されてしまったという街の英雄。
「星の家」と呼ばれるグランプラス最古のギルドハウス下にあります。

タンタンの壁画とチャップリン。
『タンタンの冒険』ってフランスではなくベルギーで生まれたのですね。
(ありがちな勘違い)

誰もが知っている、マネケン・ピスのジュリアンくん。
想像以上に小さくたって世界三大がっかりと言われたって
彼はやっぱりスーパースター。この日も大勢の観光客を集めておりましたよ。

伏し目がちで、ふてくされた様な表情のジュリアンくんワッフル屋さんバージョン。
大丈夫?なにかあった?ワッフル、おいしいよね?ね?

お土産屋さんに並んでいた、ジュリアンくん洋服を着ているバージョン。
様々な記念日には裸ん坊の彼に服が着せられるのであーる。
見たかったなぁ。

ギャルリー・サン・チュベール。
1847年に完成した、ヨーロッパで最も古く美しいショッピングアーケード。
映画館、本屋さん、チョコレート屋から洋服屋までずらりと並んでおります。
Galerie de la Reine, du Roi, des Princesの3つのギャルリーから成るんですって。
ネーミングがとても素敵。

ギャルリーの中に入っている、アールヌーヴォー風の照明が素敵なチョコレート屋さん。
こちらのチョコは他のお店に比べて少しだけお安いのでまとめ買いにぴったりです。
とってもおいしいチョコでした。

ベルギーはドイツと並ぶビールの国としても有名ですよね。
のんべえのわたしはずらっと並んでいるビールのラベルたちを見るだけでも幸せ。
お酒の味を知ってから今年で8年。
一番すきなビールはベルギーのDuchesse de Bourgogneです。

レース編みのお店が至る所にあったブリュッセル。
わたしはラベンダーのポプリが入った素敵なサシェを買いました。
もったいなくてまだケースから取り出せていないけれど。

ツアーで来ていた日本人観光客の群がるゴディバで売られていた
チョコがけいちごのブーケ。
ショーウインドウ越しに発見してから10秒後には
「マダーム、ジュプランサ!(片言)」とレジにいる店員さんに話しかけていました。
間違いなく乙女スイーツ。

愛してやまないベルジャンフリッツと2年越しの再会。
以前お隣オランダで初めて食し衝撃を受けたこちらのフリッツ。
ただのフライドポテトと侮るなかれ。
2度揚げしているベルジャンフリッツは外側カリカリ中身ほくほく。本当に美味しいの!
ブリュッセル滞在の3日間わたしは毎日これを食べに行き、
最終日には店員さんに「OHユー、アゲイン!」と言われましたとさ・・・。

もちろん忘れてはいけないベルギーワッフル。
ブリュッセルの道を歩けば
必ずと言っていいほどワッフルを食べ歩きしている人を見かけます。
こんなにたくさん並んでいたら、どのトッピングにしようか迷っちゃいますよね。
カロリーのことは考えないでおきましょう。

レストランでのお食事なら、ベルギーで選ぶべきはバケツいっぱいのムール貝。
イロ・サクレ地区と呼ばれるレストラン街に佇む老舗店Chez LEONにて頂きました。
お店に入ったときからテーブルクロスの色や店員さんのエプロンに懐かしさを覚え
「ここ知ってる気がする。絶対に来たことある気がする。なぜだろう。」
と、自分の記憶を辿ること数分。
ガイドブックに「パリにも店舗があります」と書かれているのを見てピンときたのです。
「そうだ、5年前パリのモンパルナスにあるChez LEONでごはんを食べたんだった。
ムール貝のお店なのにお肉料理を頼んでしまい後悔したじゃないか」と。(どうでも情報)
念願のムール貝、バケツの底に沈んでいるセロリ入りのスープが美味しくて美味しくて。
気がつけばビールを3杯おかわりしていました

王宮周辺には王立美術館やマグリット美術館が並んでいます。
まだ5、6歳であろう本当に小さな地元の子供の集団が先生に連れられて
カンディンスキーの特別展を観に来ていたことに軽く衝撃を受けたわたし・・・。
マグリット美術館内にも子供たちがたくさんおり
先生:「この絵は何にみえますか?」生徒1:「春!」生徒2:「ちがうよ夜だよ!」
なんていう、可愛らしい討論会を開いていました。

王宮は高台にあるので、ブリュッセルの街を見下ろすことができる。
それはまるでモンマルトルのサクレクール寺院前から眺めるパリのよう。
それもそのはず、ブリュッセルは「小さなパリ」とも呼ばれているのです。

街の至る所に目をみはる程ゴージャスな建築物がごろごろと並んでいる・・・。
わたしがヨーロッパを好きな理由です。
こちらはチョコレートを積み重ねて作ったお城みたい。

ブリュッセル楽器博物館。
曲線が美しいアールヌーヴォーの外観が世界的に有名です。
旧百貨店OLD ENGLANDの建物を転用し博物館にしたのだそう。
中にあるエレベーターもため息ものの美しさ。

世界遺産にも登録されているオルタ邸。
割と狭い通りに面しているのですが、たくさんの建築物ファンで混雑しておりました。
家主であったヴィクトール・オルタはベルギーを代表する建築家。
美術としてのアールヌーヴォー様式を初めて建築に用いたお人です。
建築家だっおじいちゃんに見せてあげたかったな・・・。


こちらはオルタ邸から歩いて5分ほどの所にあるポール・アンカー邸。
オルタと同時期に活躍したアールヌーヴォースタイルの建築家です。
ベルギーの大建築家2人がご近所さんだったとはこれまたすごい話。


アンカー邸からショッピング天国であるルイーズ大通りまでの間は閑静な住宅街。
人様のお宅をじろじろと眺める。だってとっても素敵なんだもの。
わたしもこんなお家へ毎日帰れたらいいのに!

ニコちゃんマークや偽タンタンの絵、"WAKE UP"というメッセージなど
なんだかほっこりしてしまう落書きが多かったブリュッセルの街。
その中でも一番に気に入ったのはこちらのラブユーちゃん。
クオリティー高いぞ。


ブリュッセルはとってもコンパクトで移動が簡単、
ゴミのポイ捨てもあまり目に付かないし
街は親しみやすい雰囲気で温かい人が多く
(モタモタしていたせいでプレメトロの改札に体半分挟まれてしまったおばかなわたしを
目の前にいたカップルが助けてくれたよ)
女性一人でも安心して楽しく旅行できる場所、という印象を受けました。


EUの首都。
フランス語とオランダ語と英語の飛び交う、美味しくて可愛くて優しいブリュッセル。
あっという間にこの街が大好きになった。


グランプラスでフラワーカーペットショーの行われる年に
またここへ戻って来ようと心に決めました。
絶対にね!



Thursday, 23 May 2013

Burano --- Il Mare Unisce i Paesi che Separa

確か去年の暮れ。世界を旅する日テレ番組『イッテQ』の特番で
司会のウッチャンがレギュラー陣のみなさまに
「世界中で一番訪れてよかったと思うところは?」と尋ねたとき
番組のご意見番である出川哲朗大先生が「ブラーノ島」と答えていた。

「すごく小さな島でね、観光観光してないし、リラックスできるんですよ〜」
(うろ覚え)

・・・わたしが絵の具パレットのようにカラフルな島の存在を初めて知った瞬間でした。

テレビに映るその様子にすっかり釘付けとなり
「世界にはこんな場所があるのか!絶対に絶対にここへ行こう」と心に決めて数ヶ月。

今回の旅の行き先にヴェネツィアを選んだのは、
ブラーノ島に行きたかったからでもあって。

ついにやって参りました。ご意見番一押しの地へと。

だーれもいないヴァポレットに一番乗りしてゆらゆらと40分。

島に降りてすぐ左手にはポップなフリットミストやさん。

 もう少し歩いてゆくと、テレビで観た通りのカラフルなお家が並んでいました。

どこの運河沿いを歩いても、おもちゃの家のようにかわいいのだ!

ひょっこりと小人さんが出てきそうな雰囲気・・・!

それでもそこに住む人たちの生活の音がしっかりと聞こえてきます。

レース編みが有名な島。おばあちゃんの部屋みたいなお店。

近年増えてきたという観光客の為にお土産屋さんもしっかりと並んでいましたよ。

メインの大通りもこんな狭い。ほんとうに小さな小さな島でした。

運河だらけのブラーノ島で一番広いピアッツァ。子供達が楽しそうにサッカーしてた。

空に溶けそうな青色のお家とモフモフ茂る植物たち(いいなー!)。

バービーカラーのお家とミーチャ。

カモメさんも心なしかカラフル。

ヴェネド州発祥といわれるスプリッツをオリーブ付きで。

お花のかんむりを冠ったサボテン。これ欲しい・・・。

おじいちゃんの木。しわっしわでからっから。

カラフルなだけでなく、思い思いにデコレーションしたお家が多くて楽しいのです。

こちらのお宅では玄関上に掲げられたマドニーナが皆を見守っておられるご様子。

キメっ。

大人っぽいカラーリングでまとめられた場所もありました。お菓子みたいな色合い。

自分の家の色を塗り替えるときは
お役所に届けを出して許可を得る必要があるんですって。

それにしてもなぜこの島の家はこんなにも色とりどりなのでしょう。
観光客誘致のため?昔から伝わる伝説のため?

いえいえ。
これにはきちんとした理由があったのです。

昔から漁業が盛んだったこの島で漁師さんたちが頭を悩ませていたことがありました。
それは冬の濃霧。
漁師さんたちが漁を終え家路につく朝方の時間に立ちこめる濃い霧のせいで
ボートからは自分たちの帰るべき家がどこにあるのかよく見えなかったのです。
「ただでさえ冬の漁は大変だってのに、毎朝家に帰るのにも迷うんじゃ参っちまうよ」

そこで島民は考えました。
「霧の中でも目立つよう、家を明るい色に塗ってしまえばよいのだ!」

これが全てのはじまり。

なんて心温まる優しいエピソード。

観光地の王道であるヴェネツィアとはまた違い
静かにゆっくりと時間が流れてゆく、夢みたいに愛らしい漁師の島。
運河沿いに腰掛け並んでおしゃべりしたり
ヴァポレット乗り場近くの芝生に寝転んで日光浴したり・・・
そういうのが、とっても気持ちよかったです。

わたしなら、窓枠が淡いピンク色に塗られた、黄緑の家に住みたい。




Sunday, 19 May 2013

Vedi Venezia e Poi Muori

昨日の今頃は日本で働いてたというのに、
今はもう想像以上に蒸し暑い北イタリアの地に降り立っている。
そうだった、ヨーロッパってば案外近いんだったね。

そんなことを思いながら
永遠の憧れ、水の都ヴェネツィアへとやってきました。

夜行列車でマルコポーロ空港まで迎えにきてくれたドイツ在住のイタリア人から
朝ごはん代わりにどうぞと差し出された懐かしきリッタースポーツのチョコレートは
暑さでぐちゃーっと溶けていて、
けらけらと笑いながらなめるようにそれを食べた。
それが旅の始まり。

夏だなぁ・・・(5月ですよ)。


空港からバスに乗って30分するとヴェネツィアの街へ到着。
目の前に広がる景色が美しすぎて涙がでそうになったのはいつぶりでしょうか。

水の上に浮いている小さな小さな街。車の通れる場所はなく、交通手段はボートだけ。
「明日お前んちまでボートで迎えにいくからな。」(ダニ訳)
なんていう地元ボーイたちの会話も聞こえてきて、そこは完全なる非日常の世界でした。

一日乗車券を購入し、
生まれて初めてヴァポレットと呼ばれるイタリアの水上バスに乗車。
こういうのは、何歳になっても楽しいものです。

ヴァポレットからの景色。真っ白な教会はサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂。
ヴェネツィア生まれの建築家ロンゲーナが若干26歳で設計したバシリカです。

道路に車を駐車するが如く
ずらっとボートが停めてあるヴェネツィアの運河。
その脇には何百年も前からそこに建っている古い古いお家が並びます。

街の中心サン・マルコ広場。
高潮だった夜、この広場の至る所からぷくぷくと海水がにじみ出ていました。
プチ・アクアアルタだ!


ドゥカーレ宮殿、サン・マルコ寺院、鐘楼が並んでいるヴェネツィア一番の観光名所。

カフェ・ラヴェーナ。
作曲家のワーグナーはここの常連だったそうです。作曲もここで行っていたとか。
ヴェネツィアで客死した彼の「ワルキューレの騎行」を口ずさみながら(←え)
こちらでジェラートを頂きました。

こちらは1720年創業、ヴェネツィア最古の有名カフェ・フローリアン。
ゲーテ、カサノヴァ、ディケンズ、バイロン、プルースト・・・
名だたる著名人たちが訪れた場所。
お財布に余裕のある方はこちらのカフェで歴史を感じてみてはいかがでしょう。

フローリアンでは常にクラシック音楽の生演奏が聴けるのですが
その代わり席につくとlive music surchargeとして全員6ユーロ徴収されるそう。わお!
それでも夜はたくさんの人が集まって、
演奏に耳を傾け幸せそうにダンスをしていたりしました。

海の街だけあって朝から魚市場がもりあがっています。
見たことのないお魚がたくさんだった。
ベネツィアの築地。

ご飯は3日間魚介類をメインに頂きました。
ボンゴレスパゲッティ、フリットミスト、イカスミパスタ、魚介のピッツアエトセトラ。
全部が全部とーっても美味しかったです。食の国イタリアの実力を改めて実感。

カフェの横に咲いていたハッピーなお花。
なんていう名前だろう・・・なんてのんきに思っていたら、
わたしたちの横をぴゅいーんとものすごいスピードで走ってゆく
一人の男と彼を追いかける2人の男の姿が。
「その男を捕まえてくれ!そいつは金を払ってないんだ!」
どうやら無銭飲食をして逃げている客をレストランのスタッフが追いかけていたらしい。
わわわ。

海の上にある街の特徴は、至る所に橋があること。
ヴェネツィアには大小あわせて約420もの橋が架かっているのです。

「白い巨像」の異名を持つリアルト橋。
ヴェネツィアで一番多くの人が行き交う橋です。
そうそう、この地ではどんな小さな橋にも全てに名前がついているのですって。

リアルト橋から眺めるカナル・グランデの様子。
あのヴァポレットにアンジェリーナ・ジョリーが乗ってたりして!
と、ヴェネツィアが舞台の最低な映画『ツーリスト』のことを思い出しました。

ドゥカーレ宮殿の尋問室(左の建物)と牢獄(右の建物)をつなぐ橋。
この橋から眺めるヴェネツィアの様子は、囚人が投獄される前に見る最後の景色でした。
もう二度と見ることは叶わないであろう外の世界の美しさに
囚人の多くはこの橋でため息をついたという・・・。
そんなエピソードを聞いたイギリスのロマン派詩人ジョージ・バイロンは
この橋を"Ponte dei Sospiri"/「ため息の橋」と名付けたのです。
(バイロンが在学していた英国ケンブリッジには
この橋を模したThe Bridge of Sighなる茶色い橋が存在します。)

薄暗くひんやりとした空気で包まれた「ため息橋」の中を通り
囚人気分で小窓から外を覗くとサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が目の前に。

近づいて見る度、聖堂のその細やかな造りには目が釘付けになります。

通りすがりのフランス人観光客に"olala, c'est tres gros!"と言われていた、
人懐っこいでぶねこちゃん。

ドゥカーレ宮殿の美術館内にある美しい回廊。

ヴェネツィアといえばやっぱりゴンドラ。
しましまのユニフォームを着た陽気なゴンドリエーレ達が乗客を楽しませてくれます。
プロのゴンドリエーレになるためには
厳しい実技トレーニングの他に
英語とフランス語、歴史のテストをクリアしなければいけないんですって。

狭ーい運河をゴンドラでスイスイ。
35分で80ユーロ。最大で6人まで乗ることができます。

わたしもダニパパの好意で乗せてもらいました。
ゆらゆらゆれるゴンドラと歌のように飛び交うイタリア語。
本当に楽しかったなー。

東方見聞録でおなじみマルコ・ポーロの家。
マルコ・ポーロってヴェネツィア生まれだったのですね。
カサノヴァとヴィヴァルディもヴェネツィア出身だそう。

アーセナル。旧造船場。
この日はお休みで中に入れませんでした・・・ざんねん!

毎年2月に開催されるカーニバルが世界的に有名なヴェネツィア。
街の至る所にカーニバル用のマスク屋さんが。
幻想的!
わたしもいつか見てみたいな。

なぜだかダリがこっちを見ている。


世界遺産の街には青空がよく似合います。
こんな景色を3日間眺めていたら、すっかり心がふわふわになった。

夜の7時でこの明るさ。夜はまだまだこれから。
真っ暗になってからはヴィヴァルディ『四季』のコンサートへ行ったり
フローリアンでの音楽演奏に足を運んだりしました。


海に浮かぶ120の島々から成るこの場所は「アドリア海の真珠」とも呼ばれています。
海の街ヴェネツィア。陽気な人たちの街ベネツィア。音楽の溢れる街ヴェネツィア。
歩くだけで映画の主人公になったかのような気分になれる場所。

ほんとうに、来てよかった。

「ナポリを見てから死ね」と、イタリアの人たちは言う。
けれどわたしは声を大にして言いたくなりました。

「ヴェニスを見てから死ね」でもいいんじゃないの?と。