Thursday, 29 December 2011

Good Bye 2011




Google先生ってば、広告まですばらしい。なんでこんなにかっこいいの!
男の子の "Dad, i'm gay. Do you still love me? "のとこで泣きそうになったわ!!!

さて。

長いようで短かった2011年が終わろうとしています。
ほんとうに、ほんとうに世界各地で色んなことが起きた一年でしたね。

未曾有の大地震、大津波、洪水、革命、暴動・・・。

わたしは2011年という年を絶対に忘れないと思う。忘れてはいけないぞ、と。


みなさまにとって今年はどんな一年でしたか?



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Tuesday, 27 December 2011

Christmas Cupcakes

テレビを付ければクリスマススペシャル番組、
パソコンを開けばGoogle先生のトップページからジングルベル、
fbには友達の「メリークリスマス!」という言葉が連なり
what'sAppにもヨーロッパから「メリークリスマス!」とメッセージが次々届いた、そんな12月25日。
みなさまどのように過ごされましたか?

わたしはと言いますと
世間から隔離されたこのど田舎で修行僧のように(?)静かに過ごそうと思っていたにも関わらず
いざクリスマス当日になると、何の予定もないのに心のどこかがわくわくして
「うぅぅ・・・わたしだってせめてものクリスマスムードを味わいたい・・・
そうだ!どうせ暇だし、クリスマスのカップケーキを作ろう!!」と思い立つに至り

"You better watch out, you better not cry, better not pout im telling you why, 
santa claus is coming to tooooown♬"
と、マイベストクリスマスムービー"ELF"の中でデシャネルちゃんも歌っていた
"Santa claus is coming to town"の冒頭だけを何度もリピートして口ずさみながら
猛吹雪の中ケーキの材料を求めてスーパーまでひとっ走りしたのでした。

一通り材料をそろえたところで
わたしが当初作りたかったのはこんな風なツリーケーキ。
なにこれかわいすぎる!こういうのできたらすごい!
頭の中に沸いてくる素敵なクリスマスカップケーキの図。ぽわわん。
この時わたしは完全に忘れていたのですよ。自分が不器用だということを・・・。

ヾ(o゚Д゚o)ノ゙

このケーキはデコレーションの際、クリーム部分をツリーに見立てるため
ソフトクリームの様にグルグルと渦を作って絞り出しをしなければなりません。
しかし考えてみれば
わたしは今までにクリームを絞り出してケーキを綺麗にデコレーションしたことなどありませんし、
大学にあった自分でソフトクリームを作る機械(スジャータのやつね!)を利用したときだって
一度として綺麗なソフトクリームの形を作り得たことは無く
友達に「みっちゃんのソフトクリーム、その形でよく床に落ちないね。ある意味凄いね。」
なんて言われたものです・・・。

そんな素人+不器用なわたしにクリーム絞り出しの業はもちろんレベルが高すぎて
クリームがぐるぐるとケーキ上を2週した時点で、あらぬ方向に腕の力が働き予想経路を脱線。
ここ最近で一番の集中力を発揮したにも関わらず、あえなく挫折という結果に。

その後苦肉の策を講じて完成させたのは

ツリーでもなんでもないデコレーションがほどこされたカップケーキ。



「あら?一体絶対なにがどうしてこうなっちゃったのかしら?」

・・・・クリスマスカンケイナイネ・・・

うぉっほん。

しかしクックパッド先生のおかげで、お味は普通においしかったです。
クリームを見て「気持ち悪いじゃよ〜」というショッキングな言葉を吐き捨てたわたしの祖母も
一口味見した後に前言撤回、パクパク食べて「めじゃ!」(標準語訳:おいしい) と言ってくれました。

日本の大好きなテレビ番組「世界の果てまでイッテQ」のクリスマススペシャルを観て
「やっぱりウッチャン最高だわぁ」なんて言いながら完食。


とりあえず、ツリーはできなかったけど成功と呼んでよいかな・・・。


それから自室に戻ったわたしは、モレスキンに書かれた来年の目標の欄に
新たな一文を書き込んだのです。


「クリームの絞り出しをマスターする」


・・・わはは。
だってやっぱり、あのかわいいケーキを作りたい!!!
来年中には絞り出し修行を終えて、念願のカップケーキツリーを完成させるぞ。

またひとつ目標が増えた2011年のクリスマスでした。



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Saturday, 24 December 2011

Merry Christmas!!

ふぉっふぉっふぉ、ちょっと早いがクリスマスのご挨拶じゃよ!!!
(サンタクロースのつもり)



今年は世間から隔離された環境でケーキ食べつつ静か静かにそれはもう静かに過ごしますよ。
ふっ・・・。


お出かけ予定のみなさまにおかれましてはクリスマス寒波の影響で風邪などひかれませんよう。
どうかすてきな休日をお過ごしくださいね!!

ちゃおーヾ(。・ω・。)


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Wednesday, 21 December 2011

Let it snow let it snow let it snow

Google先生のページに"let it snow"と入力すると
パソコンのスクリーンにハラハラと雪が舞って画面が曇ってゆく・・・。なんて心にくいアイディア。

しかし!そんな風に二次元の雪を楽しまなくても
弘前には本物の雪がこれでもかというくらいに降り続いているのです。

雪が積もりすぎると庭の戸が開かなくなってしまうので、冬の朝は雪かきからはじまる・・・。

我が家から目と鼻の先の公園も真っ白。

赤い実が白い帽子をかぶってるみたいです。

部屋の窓にはつらら。つららって綺麗で不思議でついついじーっと眺めてしまう。

見えにくいけど、Helloと書いてみた。


吹雪の中、友達の長いまつげに雪がつもったこと、
父と雪に顔を埋めて顔型をつくり遊んだこと、
雪合戦をしていたら本気になって大げんかしたこと、
ものすごくヘタクソな雪だるまをつくったこと、
道端の雪の塊の上を歩いていたらその下にあった用水路に片足を突っ込んでしまって
泣きながら家に帰ったこと。いろんな冬の思い出。

それにね、雪がつもると夜もうっすら明るいし、不思議とそんなに寒くないのですよ!!

やっぱり雪は大好きです。
もっともっとフカフカに雪がつもったら、スノーエンジェルをやるのです。バフバフっとね。
たのしみー!



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Picnic at Hanging Rock

1975年に公開された映画『ピクニックatハンギングロック』。

オーストラリアで起こった実際の事件を映画化した作品。
1900年の聖バレンタインデー。メルボルンにほど近い小さな村の寄宿学校の少女たちは
ハンギングロックと呼ばれる岩山へとピクニックに出掛けます。
そこで事もあろうに3人の生徒と1人の教師が忽然と姿を消してしまう・・・。そんなお話。


わたしがこれを初めて観たのは大学一年生のとき。
完璧なまでの少女の描写と、画面の隅に映る小物ひとつ取っても抜かりない美しさにため息。
そして見終わった後に背筋がすーっとしたのを覚えています。

乙女度が異様に高いこの映画。
起き抜けにミランダがお花の入った洗面器から水をすくって顔を洗ったり(←衝撃だった)
4人の少女たちが1列になってコルセットを付け合ったり押し花をつくったり。
手紙の書かれているカードや鏡台に並ぶブラシ、化粧品の瓶に校長先生のノートまで
「なにこれかわいい・・・欲しい!」と呟かずにはいられない。
シェイクスピアのソネットを朗読するシーンも、生徒達がまどろむシーンも
本当に美しいのです。


白いドレスに身を包んだ少女達と岩山のコントラストが素晴らしいと思う。
しかし物語が進んでゆくにつれてこの美しさがある種の不気味さへと変わってゆくのだからすごい。

"What we see and what we seem are but a dream. A dream within a dream."


何故少女たちは消えたのか?
事故説、神隠し説、山の神への生け贄説までさまざまな憶測が飛び交ったというこの事件。
真相は今も明かされていないとか・・・。


ボッティチェリの天使に例えられる程美しいミランダの姿と神秘的な映像、徹底した乙女趣味が
元々のミステリアスなストーリーに何とも言えぬ怖さを与えており
公開から数十年経った現在もマニアックなファンを多く持つ作品。
ソフィア・コッポラ監督『バージンスーサイズ』に
『ピクニック〜』の系譜が受け継がれていると言われるのも非常に納得してしまいました。

もやもやっとしていて危うくて謎めいていて、決して気持ちのいい話ではないのに
ふっと観たくなる・・・そんな不思議な力を持った映画です。

彼女達と同じ位の年齢のときに観ておきたかったなー。


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Tuesday, 20 December 2011

THE FUTURE

"Have you ever been outside? I mean, not temporarily. I mean, born outside. 
never been inside, never been petted, not even once. 
---Yes? then you know the darkness that is not appropriate to talk about...”

という、ケガをした猫の独白からはじまるこの映画。
「いちばんここに似合う人」の著者、ミランダ・ジュライによる長編映画です。

道で傷ついた猫を拾いシェルターへ預けたソフィーとジェイソンは付き合って4年のカップル。
1ヶ月後には一通り治療を終える予定のその猫を、2人は家へと迎え入れる決意をしました。
そこでふと、思ったこと。
「やりたかったことをやるために残っている時間は、案外短いのかもしれない。」

猫がやって来るまでの1ヶ月。やりたかったことを、やろう。

ソフィーは子供ダンス教室の講師を、
ジェイソンはパソコンのサポートサービスの仕事をそれぞれ辞め、自分たちの夢を探そうとします。
ジェイソンは植林を推奨するNPOのような団体に入り、まぁまぁ充実した毎日を送るようになるのですが
ソフィーは自ら掲げた「1日に1つの創作ダンスをyoutubeにアップする」という目標に
早くも初日から行き詰まってしまって・・・。

自分は何がしたいの?自分には何ができるの?一体どうしたいの?
30代半ばを迎えて、まだまだ迷いが尽きない大人達の物語です。


すごく印象的だったのは、決して他人事とは思えない2人の言葉。

” I always thought I'd be smarter. I also thought eventually we'd be rich."

"I always wanted to follow the news, you know, but then I'm so far behind, 
and now it's just like---what's the point?"

年月が経てば自然と「こうなるだろう」と思っていた。
だけれど年を取ることと大人になることはちがう。
人生はもっともっと複雑で、苦しいものなず。


「なんとなくな毎日を繰り返してきてしまった大人たちの自分探し」を
優しく、滑稽に、ときどき辛辣に描いているこの作品では
ヘンテコダンス、作り物の猫足、話す月、動くTシャツといった不思議なミランダ・ワールドが炸裂。
みているわたしたちは全編通して、ふわりふわりと、現実と夢の世界の狭間にいるような感じに陥ります。
それでも時々垣間見える、願望、欲望、虚無感といった主人公達の感情は非常にリアルで
主人公の2人に共感できる部分があるからこそ
ちょっとだけ自分の未来に不安を覚えてしまいましたよ・・・。たはー。


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ELF

クリスマスまであと5日。

世間のクリスマスムードから完全に取り残されているわたしではあるけれど
せめてクリスマス映画を観てクリスマスムードに浸りたい!

そう思っていたら、ぴったりの映画を見つけました。
『ホームアローン』でも『ラブアクチュアリー』でも『クリスマスキャロル』でもなく

ウィル・フェレル主演の『エルフ』。

北極にあるエルフの国(ものすごくチープな作りなのもご愛嬌)では
エルフたちが人間へのクリスマスプレゼントを作るために一年中せっせと働いています。
そのエルフ達の中にひとりやたらと大きい人間の姿が。
「バディ」と呼ばれる彼は、30年前のクリスマスイブに孤児院を訪れたサンタクロースの
大きなプレゼント袋の中にもぐり込んでしまい、エルフの世界へやって来たのでした。

30年間パパエルフ(かわいい・・・)によってエルフとして育てられたバディ。
ある日自分の出生の秘密を知り
本当の父親に会う為、意を決してニューヨークへと渡ることに・・・

コミカルな会話の掛け合いがとっても楽しいコメディー&ファンタジー。


そうそう、文科系男子の憧れであろうゾーイー・デシャネルちゃんが
デパートの店員さんとして登場しているのもファンのわたしにとっては嬉しい限りです。


ブロンド!うひょー、かわいい!

デシャネルちゃん演じるジョヴィーとバディが
1948年リリースの名曲 "Baby its Cold Outside" を歌うシーンは本当にすてき。


パスタにシロップをかけ、吐き捨てられたガムを食べ、回転ドアでは永遠にまわる・・・。
子供のように純真無垢なバディがニューヨークで巻き起こすはちゃめちゃな騒動のあと、
それはもう魔法のような展開が待っているのです。

家族の絆と信じる心。

わたしたちが忘れかけているものが、この映画にはある。
みんなの歌のシーンに思わず涙。

とってもすてきな作品でしたよ!

わたしはサンタクロースなんて全く信じない、可愛げのない子供でしたが
もしも小さい頃にこの映画を観ていたなら、考えが変わっていたかもしれません・・・。
(とは言ってもアメリカで公開されたのは2003年)

観終わった頃にはクリスマスのニューヨーク、セントラルパークへ飛んで行きたくなるはず!


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Monday, 19 December 2011

Dear Awajinne


From child to youth; from youth to arduous man;
         From lethargy to fever of the heart;
         From faithful life to dream-dower'd days apart;
From trust to doubt; from doubt to brink of ban;—
Thus much of change in one swift cycle ran
         Till now. Alas, the soul!—how soon must she
         Accept her primal immortality,—
The flesh resume its dust whence it began?

O Lord of work and peace! O Lord of life!
         O Lord, the awful Lord of will! though late,
         Even yet renew this soul with duteous breath:
That when the peace is garner'd in from strife,
         The work retriev'd, the will regenerate,
         This soul may see thy face, O Lord of death! 


The Heart of the Night
By Dante Gabriel Rossetti
                   

Friday, 16 December 2011

Wish List for Christmas 2011

今年も残すところあとわずか。クリスマスがわたしたちを待っている!

今頃ロンドンにいたら、本場のクリスマスムードに感激していたかもしれないし
今頃東京にいたら、街の浮かれムードに誘われて
わたしもクリスマスパーティーの計画を立てていたかもしれない・・・。

でもここは弘前。
クリスマスは全くと言っていい程、我が家の家族イベントに含まれてはおりません。
せいぜい近所で買ったケーキを食べるくらいで、大きなツリーもなければプレゼントもない25日。

子供の頃、プレゼントが欲しくてこれ見よがしに大きな靴下をリビングにぶら下げていたら
クリスマス当日、その靴下の中には
以前からキッチンに置いてあった食べかけのお菓子が入っていた。
・・・そんなことがあったっけ・・・(遠い目)

この日の悲しい出来事をきっかけに、わたしは子供心にも
「他力本願ヨクナイ!!欲しいものは自分で買うのだ!!」と、思ったとか思わなかったとか。

・・・・

というわけで、今年も「日本の商業主義的クリスマスに欲しいものリスト」を勝手に挙げたいと思います。

去年「いつかのクリスマスウィッシュリスト」に挙げたものはその殆どが高額すぎて
それはもう夢のまた夢の話となっているので
今年はもう少し地に足を付けたアイテムを自分におねだり・・・。


フランスの Les Savons Gemme という石けんブランドから発売されている
とーっても素敵なせっけんたち。その名の通りまるで宝石の原石。
真っ白な石けん入れにたくさんのせて、バスルームに飾りたい・・・。




マジョラムのキャンディみたいにカラフルなアクセサリー。
カラーストーンとアンティークパーツの組み合わせが素晴らしく、見てるだけでも幸せ。
去年新宿で見かけたネックレスがずっと頭から離れないのです。


永遠の憧れ英国マッキントッシュのコート。
得にこのロングセラー「GRANGE」が欲しい。
ふわふわのキルティングは着た人をどんな寒さからも守ってくれるはず!



最後はお財布。わたしはロンドンのパブでSEE BY CHLOEのお財布を盗まれてから
プライマークで2ポンドだった黒猫フェイスの小銭入れを使っています。
きちんとしたお財布がほしいなぁ・・・と思い続けること数ヶ月。
こちらはアッシュペーフランスのサイトで一目惚れした
文庫屋「大関」と「水金地火木土天冥海」というセレクトショップのコラボもの。日本製!
ものすごく欲しいのにがま口タイプは売り切れなんですって。うぅ。


お値段的に今すぐ買えるものといえばせっけんくらいですが
今年のクリスマスこそ、お財布くらいは買いたいなー・・・。




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Home Sweet Home

年末を迎えるため、ドイツとドーハを経由して帰って参りました。
6ヶ月ぶりの弘前。

「地元に帰っても3日で飽きちゃうよねぇ。何もないもん。」なんて友達と話しつつも
結局なんだかんだ言って世界で一番居心地がいい場所。それがここ弘前にある家。

 築30年以上は経つ我が家。
昔は新築の友達の家がうらやましかったりしたけど、今となってはこの古さがたまらなく好きです。

 蜜がたっぷりの、とってもとってもとっっても美味しいリンゴ。
津軽のリンゴは他のリンゴとぜんっぜん美味しさが全然違うんですよ、都会のみなさん!(地元愛)

おばあちゃんが作ってくれたリンゴのシロップ煮。つやっつやの金色。

子供の頃から何も変わってない部屋。
ここでよくビデオをみたりマリオカートやったり
おじいちゃんの書斎から借りてきたほこりまみれの古い本を読んだり。

幼稚園のとき両親から貰ったメリーゴーランドのオルゴールや函館の修道院で買ったマリア様、
中学時代の愛読雑誌Zipperの読者プレゼント(よっぴーがパリの蚤の市を訪れた号)に応募したら当たった
星形のブローチ。きっとこれから先もずっと宝物。

おじいちゃんのセーター。
何十年経っても相変わらず質がよく色も綺麗なのでとってもお気に入り。
わたしは家にいるときずっとこれを着ています。ちょっと大きいけどとってもあったかい。


語らいながらおいしいご飯を食べる至福。
大きいお風呂でのんびりする至福。
昔当たり前であったことが、本当はとてもありがたいことだったんだって今更気付いてる。

何年経ってもずっと変わらず自分を迎えてくれる場所があるのは
ほんとうにほんとうにうれしいものです。


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Wednesday, 14 December 2011

Nutella Holic

おばあちゃんと一緒に暮らしていた期間が長いせいもあって
長い間、朝ご飯は絶対に和食党でありました。

白米、焼き魚、お味噌汁、おひたしにお漬け物。
上京し一人暮らしを始めた後も、わたしの朝ご飯はほぼ毎日和食でした。

「朝から甘いものを食べるだって?信じられないわ!」

しかし。

ロンドンをはじめとするヨーロッパ諸国の朝ご飯は・・・甘かった・・・。

ふわふわのタマゴとじゅわっと焼かれたベーコン・ソーセージとマッシュルーム、
とろっとろのビーンズに、香ばしさとみずみずしさがいっぱいの焼きトマトが添えられた
「イングリッシュブレックファースト」はものすごーーーく美味しくて
わたしの大好きなイギリス朝ご飯メニューだけれど
貧乏学生の集まる寮でふるまわれる朝ご飯はそんなにいいものじゃなく。

現実、わたしの毎日の朝ご飯は
クロワッサン、食パン、シリアル、オレンジジュース、ジャム、バター、ヌテラ。
来る日も来る日も同じメニュー。

なんだか絶えられなくなって、キャンティーンでみんなと朝ご飯をとった後
こっそり1人寮のキッチンへ行き、自分の冷蔵庫からハムやオリーブなんかを取り出して
テーブルにも着かず「塩分!塩分!」と思いながらむしゃむしゃ立ち食いした・・・(←怪)
そんな日もありましたし、

朝ご飯の席で「日本の朝ご飯が懐かしい。白米にお味噌汁に焼き魚が食べたい。」とつぶやいたら
欧州諸国出身のみんなに「さ・・・魚だって・・・?君は朝から魚を・・・食べるのか?」
と、まるでエイリアンでも見ているかのような、ショッキングな顔をされた・・・
そんな日もありました。


それでも、人間の体というのは置かれた環境に慣れてゆくのだからすばらしい。

わたしだって、今じゃすっかり
「糖分!糖分!」と思いながらあまーい朝ご飯をもりもり食べるように。

というか、今じゃすっかり
ヌテラが大好きで仕方なくなってしまった。


朝ご飯にヌテーラ!小腹が空いたときのおやつにもヌテーラ!
晩ご飯には、さすがに食べないけれど。

ヌテラ以外のチョコスプレッドはやっぱり何か違う。ただのチョコバーをかじるのもやっぱり違う。
わたしはヌテラが食べたいのだ!!!

あの大きな瓶の中には、人間をとろけさせる何か魔法の様な成分が入っているに違いないわ。


ヌテラ中毒者はわたしだけではありません。

「今日朝ご飯を食べながら宿題やってたら
指にヌテラが付いてたから、テキストもヌテラだらけになっちゃったんだよね。」だとか
「寮のキャビネットにマイヌテラをキープしていたら、明らかに量の減りがはやい。
誰かがわたしのヌテラを勝手にたべている!許せない!」だとか
「にきびができた。・・・ヌテラのせいだ。でもやめられない。」だとか
みんなそれぞれに偏愛・ヌテラエピソードを持っている様子。

朝ご飯といえばヌテラ。うん。


今日もきっと、みんながヌテラを食べている。
お砂糖は少なめ、ミルクをたっぷり注いだイングリッシュブレックファーストティーといっしょに。



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Sunday, 11 December 2011

Would you like some coffee?

ドイツのお家で、花柄がとってもかわいいエスプレッソ用のコーヒーカップを見つけました。



カップのことを褒めたら、お母さんが言いました。

「あらありがとう、これとっても素敵でしょう。
でも、みみこはこのカップ使えないわねぇ。あなたコーヒーが飲めないものね!」


そう。わたしはコーヒーが飲めない・・・。

子供のときから、わたしはその、黒くて苦い飲み物が大っ嫌いでした。
いくらミルクを入れても砂糖を入れても飲める気がしなかった。
みんなどうしてあんなものを飲めるのだろうかと、ずっと不思議に思っていました。

ある日「大人になったらコーヒーの味がわかる」と父に言われ
あぁわたしも大きくなったらコーヒーを美味しいと思える日がくるんだ
と、将来いつかくる「その日」を心待ちにしていました。


早く大人になりたいとばかり思っていた高校生の頃
受験、受験、受験!な厳しい授業の合間に周りの友達がコーヒーを飲んでいたときも
わたしはまだ牛乳かオレンジジュースばかり飲んでいて
友達に「えっ、みっちゃんコーヒー飲めないの?」って驚かれたりして
今考えれば本当にどうでもよいことなのだけど
当時コーヒーが飲めなかったことは、わたしの小さなコンプレックスになりました。

コーヒーを飲んでいる、ただそれだけの行為なのにみんなが大人に見えて
飲めないくせに、コーヒーへの憧れは強まる・・・。

コーヒーコンプレックスです。

それでも
高校時代、放課後のたまり場だった名曲喫茶ひまわりで
一度だけ、一度だけ友達と同じウインナーコーヒーを注文したことがあります。
かっこつけたかったんだろうな。
きっと「ウインナーコーヒーひとつ」って言ってみたかっただけ。

案の定、後から目の前にだされたウインナーコーヒーはわたしにとって苦くて
お砂糖をいくら足しても一向に飲めるようには思えず、水ばかり飲むはめになったのです。

「うぅ・・・わたしはまだ大人になれない・・・」


時は流れて現在。
年齢だけはもう十分に大人になり、いろんな場所で当たり前のようにコーヒーを出され
あの黒い液体を飲まなければならない回数が増えました。
それでも一向に飲み慣れる様子はなく、毎回顔を顰めてしまう。

やっぱりコーヒーは好きじゃない。


結局何も変わっていない、コーヒーと昔のわたしと、今のわたし。


別にコーヒーが飲めなくたって生きていけるんだけど。うん。いろんなこと。


子供の頃想像していた、かっこいい大人の女性に
わたしは一生なれない気がするなぁ。


ドイツのお家で頂いた夕食の後、雑談しながら素敵なエスプレッソカップを眺めていたら
ふと、そんな思いが頭をよぎりました。



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Thursday, 8 December 2011

Charade

1963年公開、オードリー・ヘップバーン主演の『シャレード』を、約10年ぶりに鑑賞。
どこかヒッチコック風なこの映画、監督は『雨に唄えば』『パリの恋人』のスタンリー・ドーネン。


冬のアルプススキー旅行からパリの自宅に戻って来たレジーナ。
そこで彼女は、離婚予定だった夫が何者かによって殺害されたと知ります。
こともあろうにその夫は、大金を横領していた政府のお尋ね者だった・・・。
その大金を狙って彼女をつけまわす3人の男、次々と起こる不可解な殺人事件。一体誰が犯人なのか。
というサスペンスなのですが!

ストーリーもさることながら、以前鑑賞した中学生の時はまったく気にも止めていなかった
オープニングクレジットがとってもかっこいい。



そしてそのクレジットに”MISS HEPBURN CLOTHES BY GIVENCHY"とあるように
全編クラシカルなジバンシィの衣装に身をつつんだオードリーのすてき具合といったら・・・。
ため息もの。







わたしは特に、真っ赤なコート+ヒョウ柄の帽子の組み合わせが好きでした。完璧。

時代を越えて愛されるクラシックなムード満点のレディースタイル。

いつかわたしも七分袖のかっちりしたコート+ロンググローブ姿が似合うような
本物の大人に・・・なり・・たい・・・。うぅ。

久しぶりに観たためか、新しい発見に出会えた映画でした。
やっぱり名作は永遠に名作。


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Wednesday, 7 December 2011

Tübingen Chocolate Festival

ミュンヘンから電車で約3時間の小さな学生の街テュービンゲン。

10月、南ドイツに住んでいる知り合い家族の元を訪れた際その街の存在を初めて知って
絵本から抜け出したようなそのさんかく屋根の家々のとりこになりました。

そしてそれから1ヶ月弱しか経っていないというのに、またこの地を訪れることになろうとは・・・。
「いつでも来ていいのよー。ドイツの実家だと思って寛いでちょうだい。」
なんてとっても嬉しいことを言ってくれる人がいるのは、本当にありがたいことです。

今回再びここへやってきたのは、有名なチョコレートフェスティバルが開催されている
との噂を聞きつけてのことでした。

チョコレートフェスティバル!!
なんてすてきな響き!!!

「昼もいいけど、ライトアップされた夜が素敵よ」というドイツのお母さんの言葉通り
晩ご飯を食べてからテュービンゲンのマルクト広場へ向うと・・・


わー!!!本当にきれい!クリスマスツリーまであります。
そして全回来たときとは比べ物にならない程の人ごみ。

ここでは何十件ものチョコレート屋さんがそれぞれのテントを並べ
甘ーいチョコレートのにおいを漂わせながらお客さんを呼び寄せているのです。

おしゃれなパッケージの板チョコだけを集めたお店や・・・

 こだわり抜いて選んだカカオから作られたちょっぴりお高めのチョコレートを売るお店・・・

こんなにかわいいお店に・・・

宝石のようなチョコレートを大切そうにディスプレイしているお店。

ゆ・・・誘惑おおすぎる・・・!

フェスティバルの名にふさわしく、チョコレートアートもちらほら。

チョコレート時計!振り子の部分ももちろんぜーんぶチョコレート。

チョコレートでできたビスチェまで。

もはや食べる気がまったく起きない芸術作品たちだけれど
チョコレートで出来てるっていうだけで、なんだか夢がひろがりますよねぇ。


寒くなってきたので、「ホットチョコレートビアンカ」を頂く。
・・・そうですつまりホットホワイトチョコレートです。
ものすごーくとろとろと濃いので、飲むというよりはスプーンですくってなめるかんじ。
ほんとにこれ美味しい!体もぽかぽかに。
やっぱり街行く女の子達の大半が、このホットチョコレートビアンカに夢中でした。

チョコレートフェスティバル開催中は、夜になると
プロジェクターをあてられたさんかく屋根のお家たちが、とってもキュートな絵を映し出すのです。
それがとっても非日常的で楽しい!

こちらチョコレートの絵。

こちらフェスティバルの正式名称”ChocolART"の文字。

こちらおっきなおっきなカカオが3つどーん!

想像してたよりずっと大規模だったチョコレートフェスティバル。
子供から大人まで街行く人みんなとっても楽しそう。

いちごのチョコフォンデュを食べながら歩くおじいちゃんおばあちゃん、
チョコレートドーナツを半分こずつ分け合ってるカップル、
板チョコにかじりついてる子供・・・。
みんなチョコが大好きなんだなぁ。

その様子を見て、ふとロンドンのお友達シルヴィちゃんが言っていたことを思い出しました。

「わたし失恋したら思いっきり泣いて、信頼できる友達に話を聞いてもらうの。
その後大好きなチョコレートを食べたら、その人の事なんて面白いくらいに忘れちゃうんだから。
チョコレートは一番効果があるセラピーみたいなものよ」

ふふふ。かわいい娘はかわいいこと言う!


チョコレートって、やっぱり人をハッピーにする特別な力を持っているに違いない。
映画「ショコラ」で観たみたいにね。

幸せに更けてゆく、テュービンゲンの夜です。


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