Friday, 26 November 2010

Fall leaves


緑色の葉っぱが寒さを感じ取って赤や黄色になるって、考えたらすごいことだと思った。
太陽は見えているのにしんと冷え込む朝。秋ももう終わりそうな予感。冬はすぐそこです☃

Friday, 19 November 2010

WE ARE YANAKA CATS!!

ネコグッズを取り扱っているお店がたくさんあった谷中周辺。

そういえば谷中にはネコがたくさんいるってよく聞くけれど、ネコは気まぐれ。
そう簡単には見つからないだろう・・。そう思っていた矢先。

下町のペールラシェーズ墓地(とわたしが勝手に呼んでいる)谷中霊園を横切れば、さっそくネコがちらほら。

その後もふつうに歩いてるだけなのに、ぞくぞくと出くわしました。

 にゃにゃにゃにゃ!谷中ネコカルテット。兄弟でしょうか・・。
ひものの箱に入って顔をあらうなんて、反則級のかわいさです。かわいすぎて大変。
トラ柄ねこ。強そうな見かけとうらはら、近づくとすり寄ってきました。
なんて無防備で幸せそうな寝顔・・。(柵の後ろには何気にもう1匹)
お酒屋さんのボスネコ。どんなに人間にちょっかいを出されても、全く動じない肝の持ち主。

ふむふむ。噂に違わず、谷中はネコの町でした。
「耳をすませば」の雫な気分で、ネコに出会えるお散歩はいかがでしょう。(聖蹟桜ヶ丘じゃないけど!)

TOKYO NOSTALGIA

ずーっと気になってたのに訪れていなかった界隈へと行ってきました。谷中・根津・千駄木エリア。
谷根千散歩っていうやつです。下町の、レトロな町並みを楽しみに。
らくちんワンピースの上にモコモコのニットコート(防寒用)、靴はミネトンカという
完全なるお散歩スタイルでいざゴーゴー。

千駄木駅から根津を通って谷中方面へ行く計画です。

根津神社。造りが細部まで凝っていてうつくし。
水色の壁が印象的な根津教会。登録有形文化財です。
もうお土産やさんではなくなっていたけれど。
「月夜と眼鏡」・・・なんてかわいらしいネーミングだと思いませんか!
古民家が今ではすてきなギャラリーに。
アレックスさん・・・?
どなたかのお宅かと思ったら、お花屋さんでした。
銭湯を改装して造られたアートギャラリー、SCAI THE BATH HOUSE。入り口も銭湯のときのまま。
至るところ、古い家が生きているのです。
「旅ベーグル」の入り口。

谷中ぎんざのまあるい看板はお店ごとにデザインが違って、見るのも楽しかったです。

「ここが舞台のかもめ食堂的スローライフ映画、あったら絶対観るのに」
・・勝手すぎる妄想がかきたてられたあおぞら美粧院。


昔ながらの町並みを保ちつつも新しいものを作り上げて進化してゆく谷根千エリア。
静かで、予期せぬ発見に溢れていて、様々な年代の人たちが集っていて・・・

わたし、今日の1日ですっかりこの界隈のとりこになってしまいました。

ビバ下町♥

Friday, 12 November 2010

NOWHERE BOY

「ジャーン♪」という音楽が鳴り響き、制服を着た少年が笑顔で校舎を駆け抜けるオープニング。
出だしから、やられた・・やられましたよテイラー=ウッドさん・・・。

ビートルズになる前の、ジョン・レノンのはなし。

監督サム・テイラー=ウッドと主演のアーロン・ジョンソンは
この映画がきっかけで23歳の年の差をものともせず婚約。赤ちゃんも誕生。
本当は信じたくなかったこの事実。しかし今回映画を観て妙に納得してしまいました。
だって、とってもいい映画だったから。


わたしはビートルズについて、それなりのことしか知りません。もちろんジョン・レノンについても。
それでもこの映画の世界にすぐ馴染むことができました。「家族」という身近なテーマが軸だからでしょう。

1950年代のリバプール。
厳格な叔母に育てられているジョンという少年は、ある日実の母の存在に気づきます。
2人の母。苦悩と行き場のない怒り、音楽との出会い。

アーロン・ジョンソンがすっかり大人になっていました。
『ジョージアの日記』では見た目良し性格良し、完璧度K点越えのバンドマンを演じていた彼。
あのころと比べて今回は見た目がなんだかムチムチっとしていて、
イケメンのアーロンを観るべく映画館へ出向いた女性陣は多少がっかりしてしまうかもしれないけど
とても繊細で時に豪快なジョン・レノン像に惹き込まれること間違いなしです。

母に見えないほど美しく奔放な実の母(アンヌ・マリー=ダフ←ジェームス・マカヴォイの奥さん)と
感情を表に出さず、厳しくも愛情深い育ての母(クリスティン・スコット・トーマス)という対照的な2人。
ジョン17歳の誕生日、2人の母のシーンには圧倒されました。

ただ、ただね、ポール・マッカートニー役のトーマス・サングスターくん。
『ラブアクチュアリー』の可愛いサム役を演じており
最近だと『ブライトスター』にファニーの弟役として登場していて
とてもかわいらしい俳優さんだと思うけれど、
えっあなたがポールなの?という一種の違和感を感じたのは、わたしだけじゃないはず・・。


ジョン・レノンは以外とやんちゃな問題児だったこと、
ミュージシャンを目指すきっかけは実の母だったこと、
エルヴィスみたいになりたいと思っていたこと。
今までの「何となく、ジョン・レノンってこんな感じ?」というイメージが覆されました。

「行き場がない?それならそこが自分の居場所。」

一人の少年がアーティストになるまで。
ビートルズを知っている人もよく知らない人も、きっと好きになれる映画だと思います。

"Everything old is new again"

祖父の仕事の関係で、弘前の家には建築や家具について書かれている本が山ほどありました。
小さいころ、暇つぶしにそれらの本をぱらぱら眺めながら育った自分にとって
かっこいい建物や美しい調度品は底知れぬ魅力を持ったものに感じるのです。

引っ越す予定もないのに見取り図を見るのは大好きだし、家具屋さんでは1日過ごせるし
ふらふら散歩していてステキなお家を発見すると、怪しいほどに観察してしまう・・。

そんなわたし、池袋ツアーのおかげで最近自分の中で洋館ブームが再燃しているため
数年ぶりにここへとやってきました。

旧岩崎邸庭園でございます。
龍馬伝にも登場する、三菱創設者岩崎家の本邸。洋館・・むしろシャトー。


鹿鳴館で有名な、東京大学教授だったジョサイア・コンドル(Josiah Conder)による設計。
コンドル先生といえば駒込にある旧古河邸の設計も手がけています。

明治29年(1896)年に完成した岩崎邸はジャコビアン様式が基調となってはいるのですが
2階の婦人用客室はイスラム風です。ピンクが基調のそのお部屋、とっても可愛かった!!
館内の写真撮影が出来なくて残念だけれど・・・。

いいものは、いつの時代でもいい。

この写真の左側にあるベランダの列柱に注目。1階の柱と2階の柱のデザインが異なっています。
1階列柱はトスカナ式、2階はイオニア式の装飾なんだそう。(ギリシア建築のオーダーについては無知です)
外観も内部も、色々なモチーフがパズルみたいに組み合わさっているところが面白い。

こちらの洋館のすぐ隣には廊下が繋がった、書院造りが基調の和館があるのです。そちらは本当に別世界。
全く異なった趣きの2つの建物が作り出すバランスは本来不均衡でもおかしくないはずなのに
何故だかしっかりとマッチしてるのです。ふしぎ。

日本の建築史に残る洋館、やっぱり見ごたえは十分すぎるほどにありました。

Sunday, 7 November 2010

LE CHAT NOIR

あっ、黒猫はっけん!


ふふふ。わたしもこんないたずらがしたい。

Like a Taisho modern girl

ロマンティック池袋さんぽ。

まず初めに、西口を出て自由学園明日館へやってきました。
1921年に女学校として創設された明日館。大正モダン!!

もしも生まれ変われるなら一度でいいからハイカラさんになってみたい。
と、マンガ「はいからさんが通る」を読んでから思い続けているわたし(え?何ですか?)にとって
この空間はステキ以外の何物でもありませんでした。

(紅緒ちゃん・・♥)

重要文化財に指定されていながら、動態保存のモデルとして現在も建物が使用できるというのも粋。

何十年も昔、このドアから女学生が出入りしていたかと思うと胸キュン。

「自由」学園。

有名なホールの窓。女学校当時、毎朝礼拝をしていた部屋だそう。光がたっぷり入ります。

そのホール、現在はカフェとして使われています。小さな六角椅子に再びキュン・・。

明日館の設計は、帝国ホテルで有名なアメリカの建築家Frank Lloyd Wright。
そういえばひとつ前の記事で書いたトランスフォーメーション展、Matthew Barneyのクレマスター3でも
フランク・ロイド・ライト設計のグッゲンハイム美術館が登場していました。なんて偶然!
やっぱり興味のあるものはどこかで必ず繋がっているという個人的な法則。


次にぐるぐるっと東口へまわり、雑司ヶ谷旧宣教師館へ。
住宅街の中にひっそりと佇む宣教師館。
方向オンチのわたしは、辿り着くまでにとんでもない時間を要しました・・・ほほ。
1907年に建てられ、明治ー大正ー昭和とアメリカ人宣教師の住居だったこちらの建物。
白い壁に緑の窓枠・・小さいけどパーフェクトにかわいらしい外観。いつかこんな家を建てたい。

中に入ると床のきしむ音が響きます。ながーい歴史の音。

大学生のころ池袋でバイトしていたので思い入れはあれど、そこは見る場所が少ない街だと思っていました。

でもそれは間違いで、わたしが何も知らなかっただけでした。
その街の個性はひっそりと知られないように佇んでいて見つけにくいだけ。
散歩はいつも新しい発見をもたらしてくれるので大好きです。

はいからさんに思いを馳せての池袋散歩でした。

Friday, 5 November 2010

Tokyo art meeting---Transformation

記録しておきたいことがたくさんたまっているけれど、まずはじめにこちら。

もしも明日の朝起きて鏡をのぞいたとき、そこに映るのがいつもの自分ではなくて
カフカの「変身」みたいに虫だったら?映画「第九地区」みたいに、エイリアンだったら?

そんな妄想が頭の中を駆け巡った、東京都現代美術館で催されているトランスフォーメーション展。
生きることは変わること。「変身ー変容」がテーマの展示会。


まず3階へ上がると大々的に
この展示会のポスターにもなっているMatthew Barneyのクレマスター3の映像が公開されていました。
Barney本人演じるフリーメイソンの入門者が主人公のこの映像。
わたしの様な凡人にとってクレマスターのストーリーというのはとてつもなく謎だけれど
それでもなんだか目を離すことのできない、不思議な魅力の詰まった映像作品です。

「すげー、どうやって撮影したんだろう。いくらお金かけてるんだろう。」(余計なお世話)

(Matthew Barney, from Cremaster 3)


その他に数ある作品の中で、個人的にはBharti Kherの作品が印象に残りました。
ロンドンで教育を受けたインド人の女性アーティスト。攻撃的で風刺的。


    
(Bharti Kher, from the series Hybrid)

「ファーブル昆虫記」で有名なJean-Henri Fabreの曾孫、Jan Fabreの作品も
ずらずらーっと並んでいて圧巻でした。


人間の様で、人間でないもの。人間と見せかけて、人間以上のもの。
古代の伝説から現代の映画・アニメまで、さまざまな「変身・変容」のモチーフは
まぎれもなくその時代、その瞬間の人の有様を反映しています。

現代を映す鏡としてのトランスフォーメーション。
ちょっぴりグロテスクな展示作品の中に生のエネルギー、そしてヒトへの警鐘と不安を感じました。