Thursday, 30 September 2010

Micmacs

ミックマック(仏)=いたずら、悪巧み


『アメリ』『デリカテッセン』『ロングエンゲージメント』等で知られる
ジャン=ピエール・ジュネ監督による新作です。

この監督の独特な映像とブラックなファンタジー具合が好きなので、
今日はとっても楽しみにしながら恵比寿へと向かいました。

子供の頃に地雷によって父親を失った経験のあるバジル。
30年後のある日、彼は事件に巻き込まれて頭に銃弾を受け、家も仕事も無くしてしまいます。
途方に暮れる彼はその日暮らしの路上生活を続けていた時にギロチン男「プラカール」と出会い、
一風変わった彼の仲間たちと生活することに。
・・・と。
偶然にも父親の命を奪った地雷の製造会社、自分の頭の中に残った銃弾の製造会社の2社を見つけます。
それからバジルと仲間による、兵器製造会社への復習がはじまる・・・。


反戦というわかりやすいテーマを掲げつつ、決して重々しい雰囲気にはなりません。
終始レトロなファンタジームードに毒のあるユーモアを交えて進んでいき、
細かいところまで笑わせてくれるのです。「あー、アメリの監督だわ」っていう映画。
わたしは何度もくすっと笑ってしまいました。

この映画、撮影担当は日本人の方だったんだとか!それを知ってなんだか嬉しくなりました。

そうそう、パリの有名観光スポットがところどころ映画の舞台として登場しているので、
パリへ行ったことのある人は名所探しをしながら観るのも楽しいかもしれません。

世界が平和でありますように!



Wednesday, 22 September 2010

EAT PRAY LOVE

ジュリア・ロバーツ主演『食べて祈って恋をして』を観てきました。
NYで順風満帆な人生を送っているように見えたジャーナリストのエリザベスは、ある日突然離婚を決意。
その後年下男(ジェームス・フランコ)と付き合うも上手く行かず。
全てを捨てて「1年間イタリア、インド、バリを旅するわ!」と決意するのです。

旅を通して人生をエンジョイする喜びを取り戻し、過去の自分を許し、再出発の準備をする・・。
そしてハビエル・バルデムがキターーーー!!!みたいな。

キャリアもあって優しそうな旦那さんも友達もいて、すごく恵まれてるように見えるエリザベスが
何故そんなに満たされないと感じるのかいまいちピンとこなかったし
エリザベスの考え方にあんまり共感できなかったのが観ていて残念なところでした。
全てを持っていても自分がからっぽってこと・・いつかわかる日がくるのでしょうか。


でも旅のシーンはどこも綺麗で、東京にいながら旅行気分を楽しめました。かいほうかん!
インドは神秘的で、結婚式のシーンは凄く色使いがよくて
バリは緑が青々しくてクトゥおじいちゃんが最高。

そしてやっぱりイタリア。何もしないことの贅沢や人々の陽気さ。
そして何より、たべものの描写がどれも美味しそうなのですーーー♥
(花より団子タイプ)


旅立つ理由は人それぞれに、旅ってすてき。

この映画を観て強く思いました。わたしもイタリアへ行こうと。うん、イタリアへ行こう。



morning sunshine


家の前できれいに咲いてて、近づいたらすっごくいい香りがした。

Tuesday, 21 September 2010

PERFUME WORLD

こちらを観るため、目黒の庭園美術館まで行ってきました。


紀元前のはるか昔。香りには疫病や悪霊を払う効果があると信じられ、
人々は小さな容器に練香を入れて持ち歩き始めたそうです。
いわばこれが香水の始まりで、それから香りそのものを楽しむ様になったみたい。
たしかにお気に入りの香水をまとうといいことありそうな気分になるから、
古代の人の”香りで悪霊を払う”という考え方には納得^^

今回はそんな香水瓶、紀元前のものから現代のものまで350点ほどが展示されていたのです。
うつくしいのひとことにつきます。ルネ・ラリックの作品が目立っていました。

豪華絢爛な装飾を施したもの、茶目っ気のあるもの、せくしーなタイトルのついているもの。
ゲランやディオール、ランバンなどおなじみメゾンの香水瓶も多数で観るだけでも楽しかったし、
「こんなきれいな瓶に入っていた香水を一体どんな人が使ったんだろう。
何百年、何十年昔流行った香りをかいでみたい!」と、一気に妄想モード。
「こんなに楽しいなんて、ビールとあたりめを愛するわたしもやっぱり女子だったんだわぁ」

・・・・え?なんですか?


もちろん何事にも影響されやすいわたしは
展覧会の帰りに百貨店のフレグランスコーナーを徘徊しました。爆

いつの日かアニックグタールがばっちり似合う大人になりたいものです。


Wednesday, 1 September 2010

TOILET

予告を観てから気になって仕方の映画、『トイレット』を観てきました。
『かもめ食堂』の荻上直子監督作品です。
ロボットオタクのレイ、ひきこもりのモーリー、気の強い大学生のリサは3兄弟。
亡くなったママが残したのは、日本から呼び寄せた彼らのおばあちゃん(もたいまさこ)。

英語のまったく話せないばーちゃんと3兄弟の共同生活がはじまる・・。


「そのくだりは必要なのだろうか」
「いきなりそうなっちゃうんですか?あのエピソードはどうなってしまったのだろう」
「これはもしかして・・TOTOの宣伝映画なのか・・?」

なーんて突っ込みたくなるところも結構あったけれど。


終始ゆるーい感じで
リビングに置いてあるピンクのソファーがすごく可愛くて(どこかで売ってるなら買いに行きたい)
ばーちゃんの作るぎょうざがとっても美味しそうで
フランツリストのピアノ曲が印象的で
ちょこちょこ笑えて、やっぱりじーんとしちゃう様なあったかい映画でした。

おばあちゃんを持ってこられるとね、わたしは無条件で泣いてしまう。